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軽元素のみからなる結晶の Mo 線源を用いた絶対構造の判定

AppNote B-SCX1007: 軽元素のみからなる結晶の Mo 線源を用いた絶対構造の判定

 

天然物等のキラル化合物の絶対立体配置を決定する際に、単結晶X線構造解析は最も信頼性の高い手法として広く使われています。その際には、X線回折の異常分散を利用したBijvoet法(1)(2)が用いられます。しかし通常、Neより原子番号が小さい軽元素のみからなる結晶は、Mo線源では異常分散効果が不十分であり、絶対構造を判定することは困難です。CrysAlisProにより最適化された測定スケジュールと、最新のSHELXLにより計算されるFlackパラメーターを採用することにより、軽元素のみからなる結晶においても絶対構造の判定が可能となりました。