AppNote TA1006: TG-DTAによるマイクロプラスチック(MP)の評価
マイクロプラスチック(MP)は、環境中に流出してしまった5mm以下の使用済プラスチック粒子と定義されており、土壌、海や河川に汚染物質として存在しています。海のMPのほとんどは、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ナイロンなどです。近年までに、MPに関する研究は増加しており、TGDTAを測定することで各種プラスチックの融点の違いからMPを判別することが可能です。