AppNote B-TA1022: 医薬品のダイナミックDSC測定
医薬品における非晶質の有無は効能や物性に大きな影響を及ぼすため、非晶質の存在確認は非常に重要となります。非晶質物質はガラス転移を持つため、DSCによってガラス転移を測定することで非晶質の存在を確認できます。ここでは、非晶質と結晶質のテルフェナジンを1:1の割合で混合した試料をDSCにて等速昇温測定とダイナミックDSC測定を行い、非晶質部分のガラス転移について比較を行いました。
医薬品における非晶質の有無は効能や物性に大きな影響を及ぼすため、非晶質の存在確認は非常に重要となります。非晶質物質はガラス転移を持つため、DSCによってガラス転移を測定することで非晶質の存在を確認できます。ここでは、非晶質と結晶質のテルフェナジンを1:1の割合で混合した試料をDSCにて等速昇温測定とダイナミックDSC測定を行い、非晶質部分のガラス転移について比較を行いました。