AppNote B-TA1023: ガラス粉末の形状変化
ガラス粉末はガラス転移後、試料の粘性の変化により著しく形状が変化します。この形状の変化点を軟化点と呼ばれている場合もあります。形状変化はエネルギー変化ではないためDSCでは現れませんが、DTAでは見かけの比熱容量の変化としてベースラインのシフトとして現れるため、ガラス粉末の形状変化の測定ではよく用いられています。
ガラス粉末はガラス転移後、試料の粘性の変化により著しく形状が変化します。この形状の変化点を軟化点と呼ばれている場合もあります。形状変化はエネルギー変化ではないためDSCでは現れませんが、DTAでは見かけの比熱容量の変化としてベースラインのシフトとして現れるため、ガラス粉末の形状変化の測定ではよく用いられています。