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2 次元小角X 線散乱法による リン脂質膜の結晶相転移観察

AppNote B-XRD1029: 2 次元小角X 線散乱法による リン脂質膜の結晶相転移観察

 

生体内の細胞は、リン脂質やコレステロールなどから構成された生体膜で仕切られています。リン脂質は親水基と疎水基を持つ両親媒性で、外側に親水基、内側に疎水基を持つ脂質二重層を形成します。脂質二重層は一般的には球状の閉鎖型構造(リポソーム)になっており、その中に薬剤などを取り込ませることによるDDS(drug deliverysystem)への応用が期待されています。小角X線散乱法では、リポソームなどのDDS材料が生体に機能するメカニズムを調べることができます。

リガクの小角散乱測定装置(SAXS)

ナノスケールX線構造評価装置 NANOPIX

小角分解能(Qmin:~0.02nm-1)小角X線散乱測定装置。

デスクトップ小角X線散乱測定装置 NANOPIX mini

粒子計測に特化し卓上型の高い小角分解能を持ったシステム。

生体高分子用X線小角散乱装置 BioSAXS-2000

小角X線散乱(SAXS)Kratky カメラシステム。