Skip to main content

X線回折装置による凍結乾燥プロセスにおける医薬品材料の結晶相同定

AppNote B-XRD1046: 凍結乾燥プロセスにおける医薬品材料の結晶相同定

 

凍結乾燥プロセスにおける医薬品材料の結晶相同定

水溶液にすると即座に分解が進行する医薬品(用時溶解型製剤)は、凍結乾燥によって製造されます。この凍結乾燥は、水の凍結と溶液の濃縮を行う「凍結」、氷を昇華させる「一次乾燥」、固体部分から水を蒸発させる「二次乾燥」の三つのプロセスから成ります。一次乾燥温度が高いと乾燥時間を短縮できますが、この温度が高すぎると構造崩壊が起きるため、構造崩壊しない最大許容温度や適切なアニール条件の検討が行われています。 しかし、添加物の種類や濃度によって結晶化・転移挙動が変わるため、凍結乾燥の条件決定は煩雑であるといわれてきました。そこで、試料低温・中温アタッチメントを用いて、実際の凍結乾燥プロセス中の結晶相転移のその場観察を試みました。

リガクのX線回折装置(XRD)

全自動多目的X線回折装置 SmartLab

装置が最適条件を教えてくれるガイダンス機能を実現。

全自動多目的X線回折装置 SmartLab SE

リガクの分析ノウハウを凝縮した「ガイダンス」機能を搭載。

小型X線回折装置 MiniFlex XpC

材料品質管理に最適な小型X線回折装置

デスクトップX線回折装置 MiniFlex

卓上タイプの高性能多目的粉末回折分析装置。

X線分析統合ソフトウェア SmartLab Studio II

測定から解析まで、X線分析のすべてをこなす統合ソフトウェア