AppNote B-XRD1066: 気密試料ホルダーを用いた潮解性材料の測定
気密試料ホルダーを用いた潮解性材料の測定
大気中の湿度により反応する試料のX線回折測定に、ガラスやアルミ試料ホルダーを用いると、測定中に結晶構造が変化し、材料本来の結晶構造が観測されないことがあります。汎用雰囲気セパレーターは、測定雰囲気を外部環境から隔離させた状態でX線回折プロファイルを測定することが可能です。ここでは、汎用雰囲気セパレーターを用いて、室温で周囲湿度と反応性の高い潮解性材料を測定した例を紹介します。