AppNote B-XRD1079: キャピラリー温調アタッチメントを用いた 高温結晶相の未知構造解析
キャピラリー温調アタッチメントを用いた 高温結晶相の未知構造解析
医薬品は、有効性、安全性、安定性の観点から、すべての結晶多形について評価を行う必要があります。しかし、医薬品は分子量が大きく結晶構造も複雑で、湿度や温度などの条件により多くの結晶多形が生成します。そこで、X線回折測定とDSC測定を同時に行うことができるX-ray DSCアタッチメントを用いて、高温下で生成する結晶相の存在を明らかにしました。またその結晶相について、キャピラリー高温アタッチメントを用いて結晶構造解析を行いました。