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X線回折装置によるゼオライトの構造評価

AppNote XRD1136: 電子密度解析によるゼオライトの構造評価

 

電子密度解析によるゼオライトの構造評価

ゼオライトは多孔質アルミノケイ酸塩として知られ、吸着能・イオン交換能・分子ふるい能・触媒能などに優れた特性を持つ材料です。中でも触媒能に焦点を当てると、ディーゼル燃焼時に生成されるNOx(窒素酸化物)浄化が可能なNH3-SCR(selective catalytic reduction)触媒として商業的に利用されています。このSCR触媒にはCHA型のゼオライトが用いられていますが、カチオンをCuイオンに交換することでNOxに対する触媒活性を高めることが可能です。Cuの原子位置は触媒活性や耐久性に影響するため、材料開発・設計のためには、観測強度とモデルから計算した電子密度分布の差が視覚化できる差フーリエ解析やマキシマムエントロピー法(MEM ; maximum entropy method)などの電子密度解析が有効な解析手段となります。

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