AppNote B-XRF1001: 波長分散小型蛍光 X 線分析装置 Supermini200 鉄鋼スラグ中のフッ素分析
鉄鋼の製造過程で発生した鉄鋼スラグは土木や道路用の素材などに再利用されていますが、近年では環境問題としてフッ素の含有がクローズアップされてきており、スラグ中のフッ素管理分析が重要となってきました。
フッ素の分析手法の 1 つとして、軽元素を高感度に分析できる波長分散型蛍光 X 線分析装置(WDX)が用いられています。ここでは、設置が容易な卓上型の波長分散小型蛍光 X 線分析装置 Supermini200 でスラグ粉末中のフッ素分析を実施した例を紹介します。