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NEX QC による 原油・重油中の硫黄(S)の分析

AppNote XRF3020: NEX QC による 原油・重油中の硫黄(S)の分析

 

硫黄(S)は原油中に多く含まれており、石油製品にも硫黄は残留します。これらを大気中で燃焼などすることで、硫黄が環境汚染を引き起こすため、原油や重油、軽油、ガソリン、灯油などの石油製品に対して世界中で硫黄の許容量が規制されています。硫黄含有率が品質や価格の指標となるため、簡単でかつ正確に硫黄を分析することは非常に重要視されています。今回は、簡単に原油や石油製品中の硫黄分析ができるエネルギー分散型蛍光X 線分析装置 NEX QC(ネックス・キューシー)による分析例を紹介します。エネルギー分散型蛍光X 線分析装置による原油及び石油製品中の硫黄分析については「JIS K 2541-4 :2003原油及び石油製品-硫黄分試験方法 第4 部:放射線式励起法」にも記載されている確立された手法です。

リガクのエネルギー分散型蛍光X線(EDXRF)分析装置

次世代偏光光学系エネルギー分散型蛍光X線分析装置

更に進化した元素分析ツール

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 NEX QC

NaからUまで定量分析(検量線法)ができます。

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 NEX QC+ QuantEZ

半定量分析等,高機能ソフトウェアを搭載したPCモデル.。
 

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 NEX DE

ppmオーダーから主成分の元素分析が行えます。

各種金属めっきやコーティング皮膜の付着量 ・厚みを計測することができます。

大型ガラス基板上のコーティング皮膜やインライン生産中の測定対象を非破壊計測できるヘッドを提供します。