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NEX CG II による 原油中の有機塩素化合物の定量分析

AppNote XRF3067: NEX CG II による 原油中の有機塩素化合物の定量分析

 

原油に含まれる塩化物は、製油所での蒸留過程やパイプラインの配管腐食の原因となります。本来、原油に有機塩素化合物は含まれていませんが、様々な工程の過程で無機塩化物や残留有機塩化物が混入してくることがあり、それが腐食の原因となります。無機塩化物は洗浄プロセスにより原油から除去することができますが、低レベルの有機塩化物は残存する可能性があります。このような塩素の特性を背景に、パイプライン使用契約には、原油に含有する有機塩素量を制限する条項が含まれている場合があります。また、製油所では、脱塩・脱硫後の原油に有機塩素化合物が残留している可能性があるため、石油精製工程でプラントがダメージを受けないように微量塩素を分析する必要があります。

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