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【新製品紹介】工業分野で活躍するデスクトップ型3DマイクロX線CT 国内で販売を開始~広視野・高解像度、最高分解能2.2µmを実現~

2018年10月1日
株式会社リガク
 

この度リガクは、工業用3DマイクロX線CT 「CT Lab HX(シーティーラボ・エッチエックス)」を開発し10月1日から国内で販売を開始致します。CT Lab HXは、医薬品、医療用デバイス、骨、鉱物、電子デバイス、電池、アルミ鋳物、プリント基板などの測定に最適な、広視野・高解像度撮影を可能としたデスクトップ型3D CTです。

リガクは、X線分析技術のノウハウを活かし、X線イメージング装置を開発し販売しています。2006年に実験動物用CTの1号機を販売開始して以来、現在、「CosmoScan AX/FX/GX」 および 「StellaScan AX」 を動物用CTとしてラインナップし、2014年には工業用CT 「CTLab GX」 を販売開始しました。 また独自のX線源、カメラ技術を利用したサブミクロン分解能のX線顕微鏡 nano3DXも開発、販売しています。
CT Lab HXの最大の特長は、広域撮影と高分解能です。最大撮影範囲は直径200mm 垂直移動150mm。分解能は、最大拡大率時で、2.2µm。3Dモードでは、高速18秒撮影、並列処理15秒のリコンストラクション(画像再構成)でいち早くCT観察をすることができます。また、高精度XYステージ採用により、試料観察位置を精度良く決めることができます。
 

CT Lab HXの主な特長

  • 高出力デスクトップ型CT

    130kVと高出力で、デスクトップ型のコンパクトなCTを実現。

  • 広視野高解像度撮影ができるCT

    200mm×270mmと大きな試料を載せることができ、且つオフセットスキャンとステッチング機能を利用し、200mm×150mmの広域撮影が可能です。またデジタルズームなしで、最高分解能2.2 µmを実現。(最大拡大率 φ5mm領域撮影時)

  • 高コントラスト定量化にこだわったCT

    従来の連続スキャンによる高速撮影と、新たにステップスキャン撮影を搭載し、樹脂から軽金属、また高コントラストを要求する観察にも対応ができます。

  • 使い易さと低ランニングコストを追求したCT

    高精度XYステージとCCDカメラを採用し、サンプル位置決めを容易にしました。3Dレンダリング機能も標準搭載し、表現力豊かなCTを実現しています。 100V電源1つで稼働するエコCTです。

 

CT Lab HX(シーティーラボ・エッチエックス)
CT Lab HX(シーティーラボ・エッチエックス)

 

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