Skip to main content
HyPix-6000
  • リガクXtaLAB Synergyシリーズで利用可能
  • 直接検出、単一光子計数検出方式を採用
  • 関節検出方式を用いていないので、不要なアーティファクトや回折点のにじみが生じない
  • 点像分布関数(PSF)が、理想的な1ピクセル形状
  • ラボ用システムに最適化されたピクセルサイズ、100μm×100μm
  • 原理上、暗電流に由来するノイズ、読み出しノイズの影響無し
  • 最大フレーム転送速度、100 Hz
  • 必要に応じて、電気的シャッターによる同期ゲーティング可能
  • 耐放射線設計

HPCX線検出器

単結晶X線回折用の大面積ハイブリッド光子計数検出器

HyPix-6000

HyPix-6000は、Rigaku Oxford Diffractionが誇るハイブリッド・フォトン・カウンティング(HPC)検出器です。
HyPix-6000は、HPCとしての特徴、すなわち、①X線光子直接計数機能、②ピクセル単位でのシャープな点像分布関数形状、③暗電流ノイズ、及び読み取りノイズ0、のすべてを有するのみならず、実験室回折計に最適化されたピクセルサイズ(100μm)を採用することにより、巨大単位格子結晶の測定において必須となるスポット同士の分離を達成すると同時に、これと相反する低シグナル条件におけるピクセル当たりの計数向上をも確保しました。

ところで、API-CMOS/CPAD検出器に代表される従来型の単一層式半導体検出器においては、一つ一つのピクセル内部に光子検出部と計数演算部の2部分を有しています。計数演算部は光子を検知することができないことから、各々のピクセル内に一定の不感領域が発生します。
現在多く用いられているX線検出器においては、おおよそ30%が不感領域となっており、計数演算部から出力を読み取るために張り巡らされた導線部分も、合わせて不感領域となってしまいます。

ハイブリッドPC検出器は、従来の単一層型検出器とは異なり、入射するX線光子を検出するセンサーピクセルで埋め尽くされた表面第一層と、その裏面に計数演算部を構成する内部第二層の2段重ねハイブリッド構造とすることで、入射するX線光子のほぼすべてを検出する事が可能となりました。また、センサーピクセルと計数演算ピクセルは、読み取りのための微小なインジュウムバンプにより一つ一つが垂直に接続されるため、これらによる不感領域も発生しません。

このようにHyPix-6000は、最先端の技術を凝縮した高感度・低ノイズ検出器であり、極微結晶あるいは回折強度が極めて限られた困難な状況においても、貴重な結晶試料からの確実なデータ収集を可能とします。
また、通常の結晶においては、ゼロデッドタイムモードを利用し100Hzの超高速フレーム速度にて、正確かつ精密な、究極のシャッターレス測定が可能です。

諸元/仕様

製品名 HyPix-6000 HEIC
手法 単結晶X線回折
用途

高速、かつ高感度のデジタルX線光子係数検出器

テクノロジー Hybrid Photon Counting(HPC)X線検出器
主要コンポーネント 空冷HPC検出器
主要オプション 適用無し
制御(PC) 外部 PC, MS Windows® OS, CrysAlisPro ソフトウエアー
本体寸法 137 (W) x 143 (H) x 216 (D) (mm)
重量 3.8 kg (本体)
電源 単相 100-240 V, 15 A