TPD type R Photo
- 画期的なイオン化法を採用
フラグメントフリーな光ソフトイオン化方式を採用しました。
光ソフトイオン化法の原理
光を分子(M)に向けて照射したとき、その光子エネルギー(E=hv)が分子のイオン化エネルギーよりも大きい場合、分子は光電子を放出し、イオン化を起します。M+hv → M++e
本装置では、10eV程度の光子エネルギーをもつ真空紫外光を、イオン化源として採用しています。
- 理想的なガス導入インターフェース
ガス導入機構に、ジェットセパレータ原理に基づく二重オリフィス構造のスキマー方式を採用し、高反応性ガスも高感度にキャッチします。
- イオン化モード選択可能
電子衝撃イオン化(EI)法と光イオン化(PI)法とのモード選択が可能です。
- さまざまな試料形態に対応
粉体、バルク、基板状などさまざまな試料形態に対応しています。
- 正確な温度計測
熱分析専門メーカーとして実績ある温度制御技術により、正確な温度計測を達成しています。
- TICスキャンモードを標準装備
全発生ガスを検出するTICスキャンモードを標準装備していますので、予期せぬ発生ガスも高感度にキャッチします。