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試料観察TG-DTA/GC-MS
  • 独創の発生ガス収集機構
  • TG/MSに不可欠な2つの導入モードを標準装備
  • 従来のパイロライザーにない豊富なシミュレーション機構と正確な温度情報
  • 試料観察をしながらTG-GCMS測定を実現

試料観察型示差熱天秤-ガスクロマトグラフィ質量分析測定システム

「はやぶさ2」が採取した「リュウグウ」試料の含水量を測定しました
~2021年8月4日、拝島本社にて測定実施~

試料観察をしながらTG-GCMS測定

反射防止フィルター

 

加熱時の反応に伴う物質の重量変化だけでなく、熱分析だけでは判断が困難な化学反応情報が、同時にしかも高感度で得られます。新素材開発、製造技術確立、品質管理、基礎研究を強力にサポートするために不可欠なツールです。各メーカーのMS,GC-MSと接続可能で、トータルシステムとして技術サポートします。水蒸気雰囲気下の測定にも対応します。

  • 独創の発生ガス収集機構
    水・空気などのバックグラウンドを低く抑え、試料直近での発生ガス収集を行っています。
  • TG/MSに不可欠な2つの導入モードを標準装備
    示差熱天秤から直接MSに導入するダイレクトモードと、冷却トラップを経由してGC-MSに導入するトラップモードパイロライザーによる分析が可能です。
  • 従来のパイロライザーにない豊富なシミュレーション機構と正確な温度情報
    加熱条件、雰囲気、試料量などの測定条件を広範囲に選べ、しかも正確な試料温度での情報が得られます。TG-DTAから物質の質量変化情報が、GC-MSから化学反応情報が同時に得られるので、反応の進行を“in-situ”でフォローできます。

 

仕様

示差熱天秤部   Thermo plus EVO2 試料観察TG-DTA8122
昇温速度 50℃/min.
発生ガス分析用
インターフェース部
モデル マスインターフェース
インジェクション接続 ダイレクト接続
測定モード TG-MS、TG-GCMS TG-MS
トランスファーチューブ 内面不活性化処理キャピラリチューブ 内面不活性化処理キャピラリチューブ
トランスファーチューブ温度 350℃ 350℃
トラップ 1チャンネル(GCオーブン内)
トラップ温度 最低-196℃(液体窒素)
トラップ物気化方法 GCオーブンでの昇温

※示差熱天秤部の仕様は、TG-DTA8122の仕様に準じます。