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ハンドヘルドLIBS

ハンドヘルドLIBS

金属合金分析用ハンドヘルドLIBS

レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)は、これまで約20年にわたって実験室やラボの環境での技術として使われてきました。 最近の技術的進歩により、LIBS分析装置のハンドヘルド型の設計が可能になりました。 この開発により、LIBSの利用は、特に合金の選別や分析などの現場作業の用途に急速に拡大しました。 LIBSは、ハンドヘルド蛍光X線分析(XRF)よりも、リチウム(Li)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)などの軽元素の分析への適性が高いため、合金、特にアルミニウムスクラップの選別用として急速に普及が進んでいます。

リガク KT-100SハンドヘルドLIBS金属分析装置は、重元素、軽元素いずれであれ、元素組成の検出と定量測定を直接行うことができます。 KT-100Sは、1064nmレーザーのパルスをサンプル表面に照射してプラズマを発生させ、そこから放出された光のスペクトルを分析します。 プロセスの最初の段階では、サンプルの表面に正確に集束された非常に短い(ナノ秒のオーダー)レーザー光のパルスが高密度のエネルギーのバーストを生成し、それがサンプルのわずかな部分のアブレーションを発生させ、その部分を温度数万ケルビンにまで加熱してプラズマ化します。 他のエネルギー源がなければ、プラズマのプルームは冷え始めます。 次の段階のでは、最初のレーザーパルスによって原子から解放された電子が、イオン化された原子と再結合し始め、元の原子状態に戻ります。 この過程で、電子は余分なエネルギーを放出しなければならず、それは通常200から700 nm(UVから赤)の範囲の光の形で発生します。 放出された光は集光され、高感度CCDを備えた小型分光計に導かれてスペクトル分析が行われます。 最後に、得られたスペクトルはこの装置独自の識別アルゴリズムを使用して処理され、測定された組成を合金グレードライブラリと照合することによって2秒以内に対象サンプルの合金の種類を決定します。 結果には、測定で見つかった個々の元素の割合も表示されます。

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