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X線顕微鏡

X線顕微鏡

3D CT X線顕微鏡

リガクの nano3DXは、高解像度の3Dコンピュータ断層撮影(CT)画像を比較的大きなサンプルから得ることができる真のX線顕微鏡(XRM)です。 これは、高出力回転対陰極X線源および高解像度CCD検出器の採用によって実現しました。 回転対陰極型線源により、迅速なデータ取得と、ターゲット材料(波長)を容易に切り替えて特定のサンプルタイプのコントラストを最適化することが可能です。

X線顕微鏡技術とは

トモグラフィーは、対象物を薄い切片にスライスすることによって、その対象物の3次元構造を調べる技術です。 マイクロトモグラフィーはスライスが非常に薄いこと、特に 光学顕微鏡で見ることができるほど薄いことを意味します。従来のトモグラフィーは面倒で時間がかかる作業でした。また時間を要することでサンプルに重大な変化をもたらす危険もあります。 X線断層撮影法では、試料全体が複数の回転角度で撮像されます。 この多数の画像はコンピュータアルゴリズムによって処理され、任意の方向にスライスすることができる三次元データを再構成することで、対象物内部の特徴についての新しい知見をもたらします。 X線顕微鏡は、このような視覚化を1マイクロメートル(1μm)以内の分解能で行います。

新しいnano3DXを使用すると、CFRPのような吸収コントラストが低いサンプルや、セラミック複合材料のような密度の高いサンプルなど、さまざまなサンプルを見ることができます。 nano3DXは、X線の波長を変更してコントラストや透過度を高めることができる機能により、その性能を実現しています。

リガクの関連装置

高分解能3DX線顕微鏡
nano3DX

サブミクロン領域が観察できるX線顕微鏡 近接撮影用いた超高分解能ナノグラフィー

工業用据置型 3DマイクロX線CT
CT Lab GX90/GX130

「最速8秒CT撮影」「最高分解能4.5 µm」「ワイドビューイメージング機能」

工業用デスクトップ3DマイクロX線CT
CT Lab HX

デスクトップ型省エネルギーで高速・広視野・高解像度を実現

動物病院用3DマイクロX線CT
StellaScan AX

動物病院様のCT検査ニーズにお応えして開発した「中・小型動物用3DマイクロCT」

小・中型実験動物用3DマイクロX線CT
CosmoScan AX

創薬開発における安全性試験や薬効薬理試験など幅広い用途にご利用可能

小型実験動物用3DマイクロX線CT
CosmoScan FX

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小型実験動物用3DマイクロX線CT
CosmoScan GX

リガクイメージング技術を凝縮し、高速・高解像度・広視野イメージング

小型実験動物用3DマイクロX線CT
CosmoScan GX II

超高速・超高解像度のin vivoマイクロCT。最小画素サイズ2.3μmの画像取得を実現