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単結晶X線構造解析セミナー『 食の安全と結晶スポンジ法 -X線で微量化学物質の姿をとらえる- 』

近年、食品の安全性へますます注目が集まっており、残留農薬や環境ホルモンといった微量化学物質の分析の必要性が高まっています。しかし、これらの化学物質は大量の試料を得ることが難しく、その構造決定は容易ではありません。
今回、結晶スポンジ法を用いた単結晶X線構造解析によって、マイクログラムスケールの試料から農薬成分や環境ホルモン化合物の構造決定を行った例をご紹介します。通常液体で結晶化が困難な化合物も、結晶スポンジ法を用いることで三次元構造を直接決定できました。

Presenter
菊池 貴(株式会社リガク X線機器事業部 応用技術センター)
Date/time (JST)

講義:13:00~13:45(質疑応答含む)
開催言語:日本語
定員:500名(無料:事前登録制)