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バイオ医薬品セミナー 結晶スポンジ -Molecular Grabber-『新結晶スポンジ法の開発 ~タンパク質で化合物の構造解析という新発想~ 』(再講演)

新規化合物の三次元構造を明らかにする手法として、単結晶X線構造解析は強力な分析手法です。しかし、結晶構造解析には化合物の結晶化が必要という高いハードルがあります。2013年に東京大学 藤田誠教授らにより、これまでの常識を覆す新しい結晶構造解析法である「結晶スポンジ法」が発表されました。
これまで報告されている結晶スポンジ法は、多孔性錯体を使用しています。しかし、天然には様々な構造の異なる化合物を認識し、結合する能力を持つタンパク質が存在します。このタンパク質の性質を利用し化合物の構造解析ができないか検討しましたので、ご紹介いたします。

Presenter
松本 崇(株式会社リガク X線機器事業部 応用技術センター)
Date/time (JST)

講義:14:00~14:45(質疑応答含む)
開催言語:日本語
定員:500名(無料:事前登録制)