「あらゆる分野で、リガクは今…」
日本はもとより、世界の先端分野で活躍されている研究者、技術者の方々は、お客様であると同時に、リガクの研究開発 を進める上で欠かすことのできない重要なパートナーです。リガクとパートナーの方々の頭脳の結合から生みだされる 製品は、半導体、エネルギー、環境、医薬品をはじめとする、多くの分野で貢献しています。
遺伝子は基礎研究の時代から、機能解明による応用・利用の時代に 移行し、 環境、食品、医療など遺伝子応用分野のいっそうの広がり が期待されています。 さらに、ライフサイエンス技術と情報技術(IT) の融合により、未知の分野が拓かれようとしています。
私たちの身の回りは、金属、プラスチック、生体材料、木材など、実に 多種多様な材料で囲まれています。原子の配列とその物質が持つ性 質との関係を理解し、目的・用途に合った新しい材料の設計・創成に より、技術革新の基盤が支えられています。
21世紀のエレクトロニクスは、原子レベル、分子レベルで制御された 物質の創製、その極限の世界で発現する性質・機能を積極的に利用 し たデバイスの開発、さらに電子や光の融合による新しい機能デバ イスの開発やそれらの応用システムを構築しつつあります。
超微細な世界を取り扱う技術であり、原子・分子レベルで起きる現象 を自在に操作・制御することにより、望みの性質を持つ材料、望みの 機能を発現するデバイスが実現されようとしています。これらの優れ た機能は、材料分野・情報技術・バイオ/医療・環境・エネルギーとい った、様々な分野での応用が期待されています。
地球環境と調和した継続的な科学技術の発展を目指し、未来のエネ ルギー利用や資源の開発に関わる基礎科学、大気環境分析、環境を 最優先に考慮したものづくりなど、人類は地球保全のため様々な課 題に取り組んでいます。
生産プロセス管理には、製品の品質確認と工程へのフィードバックが 不可欠であり、“より迅速”かつ“より高精度”な分析手法が要求されて います。さらに、これからの生産システムには原材料の受け入れから 出荷製品、廃棄物の管理にいたるまで環境への配慮が必須となって おり、これらの監視・コントロールのために”元素分析”の重要度が増 しています。