リガク製品のコアとなる要素技術の研究開発、および既存技術の改良からユーザーへの技術支援まで、世の中の先端
技術を取り入れながら、その実用化に取り組んでいます。
これらの成果を国内外の学会に発表するなど、広く学会活動や他の研究開発機関とコラボレーションを図ることも私た
ちの仕事です。

新しいことに挑むのが得意な方、リガクが待っています。

仕事: 研究・要素開発
専攻: 電気工学
入社年: 2010年
主な職務内容

X線分析装置の主要部である「X線発生源」の要素技術開発、生産のサポートを行っています。

リガクに入社した理由

大学時代に強誘電体を利用したX線発生法を研究していました。その中の研究テーマの一つが、温度変化時の結晶構 造の変化を観察することで電界形成のメカニズムを解明というものでした。この研究を進めるにあたりリガク装置に触 れたことが入社を考えるきっかけでした。 また、X線を用いての構造解析の奥深さに惹かれ、X線に関わる仕事がしたいと考えていました。リガクはグローバルな 活動も進めており、世界各国で最先端の研究をしている研究者に使われる高い技術力を持っていると感じたのでリガク への入社を決めました。

学生のころに学んだことで仕事に役立ったこと

X線発生に関する研究をしていたことがきっかけで放射線主任者の資格を取得しました。この時に得られたX線だけで なくガンマ線などの放射線に関する法律や物理学などの知識が役立っていると感じています。現在は学生時代の専門 とは少し違い、電源開発に携わっていますが、大学の講義で受けた内容がそのまま活かせています。 また、苦手だったプログラミングなどにも取り組んでおり、学生時代にもっと勉強しておけばよかったと悔いることもあり ます。

業務で一番熱中できること・すること

実験を通して新しい発見をした時や目標を達成できた時の喜びを味わいたくて、業務に熱中して取り組んでいます。製 品においては電源は縁の下の力持ちのような存在であるだけに、安定に動作して当たり前です。開発が終わり量産化 されると、リガクのほとんどの製品に組み込まれて世界中に出荷されます。不良品を社外に出さないように、開発段階か ら少しでも設計と違う動作をしていないか徹底的に確認しなければならないという緊張感を持って日々取り組んでいま す。

ピンチを救ってくれた仲間とのエピソード

量産前の試作装置で不具合が頻発したことで当初の量産開始スケジュールがずれ込み、引き合いを頂いていたお客様 に迷惑がかかりそうになったとき、上司の一声で部署の垣根を越えて取り組むことになりました。このことで、不具合に対 して今までとは違う視点からアプローチができるようになり、間に合わないと思われていたスケジュールに間に合わせ ることが出来ました。困ったときはお互いに助け合える風土をもった会社だと思います。

常に最先端の技術を追い求める難しさと刺激にあふれた仕事です。

仕事: 研究・要素開発
専攻: 環境理工学
入社年: 2013年
主な職務内容

リガクはX線分析装置、熱分析装置などの会社ですが、私は、主に蛍光X線関係の要素技術開発を行っています。 蛍光X線分析装置の要素技術には、主にX線源、高電圧電源、X線光学系、ゴニオメータ、検出器があり、これらの技術に 関して開発を行っています。

リガクに入社した理由

リガクに入社を決めた理由は、自社で製品の技術開発を行っているからです。私はこれまで大学で研究開発を行ってき たので、技術開発に関心がありました。そのため、製品に用いる要素技術の開発を自社で行っている所に魅力を感じま した。また、学生時代に行っていたPIXE分析や半導体検出器開発の経験がX線分析装置の開発に活かせると思い入社 を決めました。

学生のころに学んだことで仕事に役立ったこと

学生時代は大学で実験を行い、その実験データをまとめて学会発表・論文執筆を行っていました。その研究生活を通し て身に付けた専門知識(放射線計測やプログラミング)・データ処理・レポートのまとめ方・英会話の能力は現在の研究 開発業務に直接役立っていると感じています。 また、自分の知識だけでは解決できない問題に対しても自ら学習し、前へ進んでいく姿勢も現在の業務に役立っていま す。

業務で一番熱中できること・すること

日々の業務は、信号処理回路の開発・要素部品の品質改良・海外メーカーとの打ち合わせ等多岐に渡っています。 その中でも学生の頃からもの作りや実験が好きでしたので、現在の業務においても実験に必要なソフトウェア・ハードウ ェアの製作や実験をしている時が一番熱中できます。

ピンチを救ってくれた仲間とのエピソード

検出器用の信号処理回路の開発をしている際に、要求性能を満たす回路ができず開発の期限が迫っていました。その 時、一緒に作業に当たって下さっていた先輩のアドバイスにより回路改良のアイデアが生まれました。そのアイデアがき っかけで信号処理回路の改良に成功する事ができました。 常に最先端の技術を追い求める研究開発は、困難にぶつかる事もありますがその分とてもやりがいがあり刺激的で す。