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巨大中空錯体の解析例

AppNote B-SCX1005: 巨大中空錯体の解析例

 

小型のタンパク質にも匹敵する大きさの巨大中空錯体は、良質な結晶さえ得られれば、原理上は小分子と同等の分解能で構造解析を行うことができます。しかしながら本錯体は、柔軟な側鎖や乱れた溶媒分子の影響により、高角側の反射が弱いため、観測しにくく長時間の露光が必要である一方、低角側の反射は比較的強いため、CCD やIP検出器を備えた従来型装置では測定が困難でした。現在、単結晶構造解析用装置の主力となっている、光子計数型ハイブリッド(HPC: Hybrid Photon Counting)検出器は、高感度、低ノイズ、広いダイナミックレンジを併せ持つ検出器です。当社独自開発による光子計数型ハイブリッドピクセル検出器、HyPix-6000HE を用い、本錯体の測定を試みました。