Skip to main content

高分解能3DX線顕微鏡による樹脂中の空隙の解析

AppNote B-XRI1006: 高分解能3DX線顕微鏡による樹脂中の空隙の解析

 

発泡樹脂のクッション性、また、射出成型樹脂の強度や外観への影響などの観点から、成型材料の内部に存在する空隙(ボイド)を観察したいというニーズがあります。高分解能3D X線顕微鏡では、サブミクロン~ミクロンオーダーの分解能で、物体内部に存在する空隙の立体的な拡大像を得ることができます。ここでは、2種類の樹脂材料をCT撮影して内部の空隙を可視化し、体積分率(空隙率)、樹脂の厚さ、直径分布を解析しました。