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Langmuir, 36(37), 10923-10932 (2020)に3次元X線イメージング法をエポキシモノリス材料に適用した共著論文が掲載されました。(大阪府立大学との共著)研究内容は大阪府立大学様プレスリリースをご覧下さい。

論文掲載:Langmuir, 36(37), 10923-10932 (2020)

発表先:Langmuir (Online ISSN:2041-6539 / Print 2041-6520)

公開日:2020/9/22

論文タイトル:Interfacial Structure Control and Three-Dimensional X-ray Imaging of an Epoxy Monolith Bonding System with Surface Modification
(異種材料接合に重要となる材料の内部や界面構造を非破壊検査法によって解明)
 DOI:10.1021/acs.langmuir.0c01481

要旨:表面処理したガラス板および金属板上にエポキシモノリス(注1)を作製、さらにその上に熱可塑性樹脂を熱溶着した接着接合物のエポキシモノリス内部ならびにガラス板や金属板との界面を3次元X線イメージング(注2)によって非破壊的に観察することに成功
注1)一つの石を意味し、一般には単一の巨大岩石、地形、建材などの天然あるいは人工構造物に対して用いられる用語であるが、材料化学の分野では、三次元的にそれぞれ連続した網目骨格と空隙を有する多孔材料のことを指す。エポキシ樹脂で作製されたモノリスは、分離用カラムの充填剤として利用されている。
注2)物体を透過するX線を被写体に投射し、透過したX線強度の差を検出して被写体内部を観察するレントゲン撮影で、被写体を回転させて180度方向からのX線透過像のデジタルデータをコンピュータ処理(CT; computed tomography)することで3次元情報を得る内部構造の非破壊な分析手法。
(https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.langmuir.0c01481)

 

 


研究詳細は、大阪府立大学様のプレスリリースよりご覧頂けます。
URL: https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20200925/
 

 

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