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蛍光X線分析サポートアクセサリ 検量線標準化用試料


 
日常の管理分析で長期的に検量線を使用する場合、検量線のドリフトを定期的に較正する必要があります。壊れにくい較正用試料に置き換えて検量線を維持することが大切です。

製品の特長・仕様

  • 微量成分用の較正用試料を安定な酸化物,化合物等と四ホウ酸リチウム(Li2B4O7)を高温溶融してガラスビード化しています。(10〜30mass%など高含有率検量線の場合はステンレス鋼,ソーダガラス等で作成します。)
  • ガラスビードに含まれる元素の種類,含有率は日常分析をおこなう試料,測定条件によってそれぞれ異なりますのでお使いになるユーザーからの情報に従って作成致します。
検量線標準化試料
品 名 仕 様 単 位
検量線標準化試料 受注生産
形状:直径30~35mm,厚さ2~4mm(お使いの分析装置により異なります)
主な融剤(母剤):Na2B4O7,ソーダガラス,白磁,アルミナ等
X線強度:検量線範囲の最大値(または最小値)の強度の80~120%以内
1個

ご指定の元素の数が1個のビードに収まらない場合は数個に分割することがあります

 

ご注文の際にご準備頂くもの

  1. 検量線範囲の最大値のX線強度(high)および測定条件。
    (αβ法(2点較正法)の場合は最小値(low)も必要です。)
  2. X線強度チェック用試料
    ①の検量線で測定した試料またはそれに代わる試料1点,及びその試料のX線強度。
    (お使いのX線分析装置のX線強度を弊社X線分析装置のX線強度に換算するために使用します。)

☆測定条件の記載例(最大値のX線強度)

分析スペクトル X線管負荷kV-mA X線強度 Kcps PHA条件 含有率 mass%
Si-Kα 50-50 820 Diff 12.1
Mn-Kα 50-50 40 Int 0.30
Pb-Lβ1 50-50 95 Int 0.52
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X線管の種類:Rh 分析装置名:ZSX101e
※含有率:不明の場合は記入不要。

検量線標準化