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X線回折装置による医薬品原薬の定量分析

AppNote B-XRD1120: X線回折装置による医薬品原薬の定量分析

 

DD 法による医薬品原薬の定量分析

医薬品原薬に代表される有機化合物は分子配列の対称性が低い結晶構造をとる場合があり、X線回折プロファイルには数十本のピークが観測されます。このような有機化合物の混合物に対して、X線回折ピークの分離は難しく、ピ ークの積分強度(面積)から重量分率を算出する定量分析は困難です。当社が開発した新しい定量分析法;Direct Derivation法(DD法) (1)(2)では、単一結晶相のX線回折プロファイルを元に定量値を算出することから、混合相のピ ーク分離精度が向上し、複雑なプロファイルを示す化合物の定量も容易です。ここでは原薬となる化合物を例に、微量結晶多形の定量分析を行いました。

リガクのX線回折装置(XRD)

全自動多目的X線回折装置 SmartLab

装置が最適条件を教えてくれるガイダンス機能を実現。

全自動多目的X線回折装置 SmartLab SE

リガクの分析ノウハウを凝縮した「ガイダンス」機能を搭載。

小型X線回折装置 MiniFlex XpC

材料品質管理に最適な小型X線回折装置

デスクトップX線回折装置 MiniFlex

卓上タイプの高性能多目的粉末回折分析装置。

X線分析統合ソフトウェア SmartLab Studio II

測定から解析まで、X線分析のすべてをこなす統合ソフトウェア