AppNote B-XRF3011: エネルギー分散型蛍光X 線分析装置NEX DE -陶磁器着色部の小径分析-
日本の食品衛生法では、農産物中に残留農薬として含まれる臭素(Br)の基準値が設定されています(表1に農産物の品種ごとの上限値を示します)。エネルギー分散型の蛍光X線分析装置は取扱が容易で測定に要する時間も短いため、効率の良いスクリーニング分析が可能です。今回、小麦粉中に残留するBrの含有率をエネルギー分散型蛍光X線分析装置 NEX DE を用いて分析を行った例をご紹介します。