AppNote TA2008: タバコのTG-MS その3
TG-MSにてタバコから発生する主要な揮発成分や分解ガスを確認することは可能ですが、多種類の発生ガスを微量成分まで定性するのは困難です。通常、分離カラムを使用したGC/MSでの分析が必要になります。弊社が提供するTG-DTA/GC-MSではオプションとしてガスを冷却トラップし、分離分析できるTG-GCMSモードが選択できます。今回はこのモードにて一般的なタバコと風味付けにメントールが添加されたタバコの2種類について発生ガスの定性を実施しました。